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自由が丘でクレヨン展

中学生の時に絵を教えてもらっていた直美先生が
久しぶりに展示をするというので
初日にお邪魔してきました。
当時大学院生だった先生は卒業してすぐ結婚、二人のお子さんに恵まれつつも
絵から離れることなく、作家活動や子供の絵画教室などで今もご活躍中。
布に描いたり、油絵だったり、色々な手法で描いてきた人ですが
今回の作品は全てクレヨン。
電話で話したときは「落書き」なんておっしゃってましたが
クレヨンを重ねて重ねて、たたいたり削ったりすることで
深い色合いが出ていて
もちろん、落書きなんていうレベルではなく
本当に素敵でした。
昔は作品について私からコメントしたりすることはなかったのだけれども
先入観なしに観てもらいたいから今回は
作品にあえてタイトルは表記しなかったということなので
自分もそれなりに年を食っていい大人になったことだし
遠慮なく感じたままを言葉にしてお伝えしました。
その中で、「これはとても見ていて落ち着く」と感想を言ったところ、
安らげるのはどんな絵か、という話になりました。
個人的にはほっとさせたり、つながっていると感じさせてくれたりする絵というのは
必ずしも暖色中心の明るい絵ではないと思っています。
今直美先生が気になっているという「白いドレスを着た女性」が踊っている(?)モチーフの絵が
あったのですが、ぱっと見た感じは素敵なのだけれども
それほど私の心には訴えてこない。
なんだか明るすぎて近寄りがたいというか、
自分との接点が見えづらいのです。
二つの顔が並び、二人の手を組んでいると思われる中央部分が黄色く輝いているような絵も
私にはなんだか「明るすぎる」。
それよりもやや暗い紫色の中にぼんやり花が浮かんでいるのとか、
木の絵とかの方が、いつまで眺めていても飽きない。
暗さが暗さを救うというわけでもないでしょうが、
鍼灸師というのは身体だけでなく心に辛さを抱えてやってくる人と
接する機会が多いけれど、
元気になって欲しくて一生懸命面白い話をしたり
笑ってもらおうとしたりしたことが逆効果になってしまう場合と似ているなと思いました。

とはいえ、今日もお手伝いに行っているみどりの森治療院にて、患者さんとバカ話満載で大笑い。
楽しく仕事させてもらってます。

↓寺内直美「クレヨン展」
 画像では本物のタッチの良さをお伝えするのは難しいので現地へ是非。
 自由が丘駅南口徒歩0分、
 古本屋さんの2階にあるカフェギャラリー「るなん」にて今月の30日までです。

NaomiTerauchiwork1_convert_20101126002413.jpg
Date: 2010.11.26 Category: 映画・舞台・展示・イベント  Comments (0) Trackbacks (0)
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Saori Takano

Author:Saori Takano
「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。

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