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ガンが逃げ出す生き方

唐突な書き方で恐縮ですが、
この夏、母にかなり進行した状態のがんが見つかりました。

19年前に父をがんで亡くしましたが、
当時は本人に告知するのが今のように当たり前ではなかったし
医者も患者も常時死を意識しながら対応するような状況で
闘病生活は周囲も本人も辛くて、いい思い出が全くありません。
それ以来がんという疾患自体に関しては
あまり考えないようにしてきたのですが、
そうも言っていられなくなりました。
さて、自分は何を基準にしてどう母に寄り添っていくか、
と考えていたときに早速夫が買ってきたのが
「ガンが逃げ出す生き方」
代替療法や健康的と言われる粗食系にまったく興味のない人ですが、
過去に一度、安保先生の講演に連れて行ったのが功を奏したのか
「成程と思う内容だよ」とコメント。
安保先生は過去に「暮らしの手帖」というメジャーな雑誌で
「私たちはこの本に反対です」という特集が組まれるほど
バッシングされていていましたが(今も反対する人は多いだろうなと思われる)
最近その知名度はますます上がっているようで、
どこの書店でも著書が平積み。
ストレスを避け、人生や人間関係を肯定して
平穏無事な生活を送るのがガンになりにくい性格、
という主張は一貫しています。
ただ、生き方や考え方というのはそうそう簡単に変えられないところがあり、
病気の仕組みを知ったところで
その人によってベストと思われる解決法が本に書いてあるわけではないので
最近の著書は読んでいませんでした。
久しぶりに読んだ感想は・・・
読んでよかった。
米国のガン患者が減少している話などは知らなかったし、
腸内細菌からタンパク質が取れるというくだりも興味深い。
特に今回は食事療法を実践している石原先生との対談形式なので
「これを試せばガンが治るんじゃないか」と思えてきます。
人のことは一生懸命励ますのですが身内のこととなると
最近終末期医療に関わっている友人と頻繁にメールしていたせいか
なかなか「そうかー、ガンかー、よし、頑張ろう!」
という前向きな気持ちになれなかった。
これを読んだからといって
「単純明快で明るく朗らか、些細なことにこだわらない」
という、病が寄り付かない人間になる実践的な方法は見えてこないし
食事療法にしても自分自身のことではないので完全には切り替えられない。
でも、自分に出来ることはなんだろうと悩んだとき
「生き方や食生活を変えれば薬がなくてもガンが治る」という、
治癒の鍵を医師や薬以外に求めることが可能な考え方を
意識に入れておくことが
本人にも家族にも大きな救いになると思うのです。
もちろん今回、入院して西洋医学的処置はある程度きっちり受けるので
私が母にできることというのは限定されます。
限定とはいえ、温湿布やマッサージというのは手間隙かかるし
特に病室というなんとなく“どよん”とした場で明るく楽しく実践していくには
希望ややりがいを感じなくては続かないわけで、
私自身のテンションを上げておくことがものすごく重要。
どちらかというと毎日を信念というよりは
その日の気分で過ごしている私にとって、
この手の本は手放せなくなりそうです。

そんなわけで当分の間、はなぶさ勤務は金曜のみとさせていただくことに
なりました。
誰も来なくなるんじゃないかと思いましたが
早速今日もご来院いただき、感謝の念が絶えません。
どんな経験も今後の自分に活かせるよう、毎日を大事に過ごしたいと思います。

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Date: 2007.09.07 Category: 本・雑誌・新聞記事  Comments (0) Trackbacks (0)
プロフィール

Saori Takano

Author:Saori Takano
「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。

鍼灸治療は相性も重要、
来院するかどうか迷っている方は
ざっと読んでいただいて相性の参考にしてくださいね。

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