チャングムの鍼

韓国で料理をモチーフにしたドラマが大ヒット!
という紹介番組を見たのは何年か前。
そのときは「視聴者の人気投票で筋書きが変わった」
ということに、ふーん、と思ったくらいでしたが・・・

見事、今更はまってます。「チャングムの誓い」
これを見ずして1週間は終わりません。
主人公がどこまでも清潔でまっすぐなところ、
悪役がわかりやすーい悪役なところ、
衣装が可愛いし(日本の時代劇はどうしても
あら捜しをしたくなっていけません)
欧米モノと違って演技の仕草が日本と通じるところが多くて
すんなり感情移入。
最近はチャングムが医の道に入り、鍼灸・漢方ネタが出てきて
ますますどっぷり。

先日来院された、過去にひどい神経痛にしばらく悩まされていたという方は
どこの病院に行っても薬や鍼灸マッサージその他を試しても良くならず、
「チャングムが今生きていたら絶対治してもらえるのに!」
と何度も思われたそうです。
昨日放送の「医術に必要なのは心の深さ」も
ずっしり響きましたが、最近印象的だったのは
チャングムが鍼をしなければいけない患者に対して
失敗への恐れから鍼を打てず、
「お灸を準備してください」と言うシーン。
生まれて初めて鍼を手にした時の自分の気持ちを思い出しました。
鍼が人の生死を決める時代ではなくなり、
鍼灸の勉強が師弟関係においてでなく
学校でできるようになった現代、
鍼を打つという行為は良い意味でも悪い意味でも
気軽なものになったと思います。
1本の鍼の重み、人の身体に対する真摯な姿勢を
忘れないようにしよう、とあらためて思ったシーンでした。
それにしても、100年200年、そしてもっと前の先人達は
どのように鍼を扱っていたのでしょう。
そして患者さんたちはどのように治療を受けていたのでしょう。
伝えられた道具から想像するしかないですが
私もチャングムに治療してもらいたいー



Date: 2006.06.25 Category: はりきゅうに関係する話あれこれ  Comments (0) Trackbacks (0)
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「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。

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